ルワンダ

千の丘の国だからこそ産まれる複雑な味わい

産地の特徴

エチオピア、ケニア、タンザニアに比べると認知度が低い産地だが、ポテンシャルはまだまだ上がる可能性を秘めている産地。キブ湖周辺の西部とイエマ湖周辺の東部があり、湖から急こう配が様々な味わいを生み出してくれます。
多くのステーションが点在しており、その中で目の行き届いているところのみをピックアップしています。

コアカカ

厚みのあるコクと柔らかい甘みのアフター

コアカカ・ムガンザウォッシングステーション周辺の農家
カラバコーヒー生産者組合

近年品質向上が目覚しい産地。「コアカカ」はカラバコーヒー生産者組合(Karaba Coffee Growers Cooperative)によって作られました。この生産者組合は2002年に3つの生産者協会が合併し誕生しました。現在、約1300名の農家が組合に所属しています。
厚みのあるコクと柔らかい甘味。冷めてからの酸味と甘みはダークチェリーのよう。変化も楽しめる珈琲です。

生産者:コアカカ・ムガンザウォッシングステーション周辺の農家

地域:南部州ニャマガベ郡キビリジ地域ブガルラ

品種:ブルボン

乾燥:天日乾燥

精製:フリーウォッシュト

コパカキ・デュテグレ

濃縮感があるダークチェリーのような甘味

コパカキ・デュテグレステーション

ファンの多いルワンダは産地としてのポテンシャルの高さから近年注目を集めており、良質なロットを確保するのが難しくなってきています。
今年のステーションは小規模ですが、素晴らしいカップクオリティです。ダークチェリーのような優しい酸と甘み。香りも華やか。今年もリピーターが多そうです。

生産者:西部州カロンギ群の生産者

所在:西部州カロンギ群キブイェ

標高:1,700〜2,000m(ウォッシングステーションの標高は1,785メートル)

収穫:農家が手収穫し、収穫したチェリーはハンドソーティング

ウェットミル:コパカキ・デュテグレウォッシングステーション

ドライミル:南部州フエ地区マラナ

品種:ブルボン

精製:フリーウォッシュト

乾燥:天日乾燥